ノロウイルス対策
ノロウイルスの特徴
食品中では増殖せず、人の腸管内で増殖する。
症状:嘔吐、下痢、発熱  潜伏期間:1〜2日
数個〜100個程度の少ないウイルス量で感染・発病する。→感染力が強い!
感染者の糞便や嘔吐物から二次感染を起こす。
ウイルスを不活化するには、加熱や次亜塩素酸ナトリウムが有効。(消毒剤抵抗性が強く、アルコール(単体)や逆性石けんでは失活しません)
感染源
感染者の糞便や嘔吐物を介して、人から人への感染
ノロウイルスに汚染された食品や飲料水、調理器具
二枚貝の生食
ノロウイルス対策
食品の加熱調理(中心温度85℃1分間以上)
調理器具は使用後十分に洗浄・消毒する。
手指を介した感染防止のため、手指を石けんで15秒間以上揉み洗いを行い、流水で洗い流す。特に、指先・指の間・親指を洗い残さないように気をつける。
下痢などの症状がある場合は、食品の取扱いに従事しない。
(症状が治まっても、糞便中にウイルスの排出が1週間〜1ヶ月続く)
感染者の糞便や嘔吐物は乾燥しないうちに処理する。